マイにち。

マイペースで書く日記、略してマイにち。

ひとりごと

図書館で勉強していたら、数学科時代の友人と久々に会い1時間近く駄弁った。

彼は代数幾何学を専攻している。
(ただ来年から彼の教官が他大学へご栄転するので院からまた分野変わる可能性があるらしい)

卒業研究がとても大変らしく、テンソルの存在命題とやらに2週間悩んでいるそうだ。

強制力の下に数学をするのは半端なく大変だが、是非頑張って欲しい。

翻って、自分は農学部の人間として独学で数学を趣味の範囲で続けているだけだが、今日の友人との会話を通じて"数学をする環境がある"っていうのはとても幸せなことだな、なんてふと思ったのだ。

数学科時代の仲間はみんな、数学してる時辛いことがあってもその先に楽しさ嬉しさがあるって分かってるから、数学してる時目が輝いてるときがあるし、卒研の苦労談にしろ数学を他人に説明する時の顔はみんなすべからくかっこいい。

仲間たちが笑って数学を語ってても、その内容を理解するためにどれだけ数学に頭・時間を費やしてきたか。想像出来ないくらい苦しんだ事と思う。

そういう努力を重ねている人間達だから、友と言えど師たる存在であり尊敬する。
自分に数学を話すことで知識が定着するってんだったら是非自分を利用して欲しいし自分もそういう数学の世界を知りたい。

数学科・大学院は議論しあえるので、自然と他人に話す環境が作り上げられてるから、互いを高めあえるんだろうなあ、ってそんな羨ましさを今となっては完全蚊帳の外な僕が想像してちょっと感じたり。

だから、"数学できる環境って素晴らしいなあ"というお話でした。

みんながんばってんだから、アイツらにいつか話追いつける日を夢見て俺も出来る限り楽しんでみよう。がんばってみよう。